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避難の宿紹介 人脈つなぎ情報収集

2011/03/20 No Comment


 那覇市松尾に店を構え、指輪などを手作りして販売する浜田与吉さん(36)=徳島県出身=は、東日本大震災の被災地から来た人たちに安値の宿泊先を教えている。

 情報源は、店に来る友人や観光客ら人と人のつながり。震災後、どこか寂しげな客が増え「観光客じゃない。避難民だ」と肌で感じ始めた。
 売り上げは4割減り、苦しい時だが、被災者の前向きな姿や支援に奮闘する友人の姿に触れ、自らも支援に動きだした。

 大震災が起きた11日、「募金をしよう」「被災地に医療品を回すために、健康に気を付けよう」と、すぐに友人が駆け付け、観光客は話題にした。
 たまたま、沖縄へ観光に来て震災を免れた東北地方の旅行客の「現地で待っている家族もいるから、復興に向けて頑張る」と決意する姿にも触れた。
 震災後、土産を買う、観光を楽しむなどの目的がない旅行者も増えた。

 「インターネットやメールでは現実味を感じない」。
 自身の作品も、素材の質感を肌で確かめて作ることが基本。人と触れて得た情報は、表情や声から気迫や緊急性も同時に伝わると思うから、宿泊先にも直接、確認する。
 口コミ情報から「信頼できる情報を選び出す」ことを心掛け、被災者に教えている。

 来県中に実家が津波に襲われた、宮城県亘理(わたり)郡の三品真希江さん(33)家族も、宿泊先を教えてもらったうちの1人。
 仙台空港が閉鎖されるなどで帰れなくなり、金銭的、精神的に大変な思いをしていた。

 浜田さんが、以前客が低価格の宿を教えてくれた事を思い出して伝えると、三品さん家族は、翌日から安い施設に宿泊できることになった。
 三品さんは「滞在が長引き、お金の心配ばかり。どう節約するか悩んでいた。本当に助かった」と感謝する。

 浜田さんは「被災した人や一生懸命支援をする友人の声を聞いて、顔を見て、支援したい気持ちが強くなった」と自身も変化していった。
 「今、沖縄でできることがある」と気付かせてくれた友人と人脈をつなぎ、情報を集め続ける。


http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-20_15668/

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