音楽で被災者支援 出演者協力、募金箱も 沖縄市レイラ
2011/03/18
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音楽でできることがある―。
東日本大震災を受け、音楽活動が盛んな沖縄市でも独自の支援の在り方を模索する動きが出ている。同市園田のミュージックバーレイラでは、14日から今月末まで売り上げの一部を義援金に充て、店内にも募金箱を設置して来場客や出演するミュージシャンにも被災地支援を呼び掛けている。
東日本大震災で多くの死傷者が出たため、現状を配慮して全国的にイベントが自粛される傾向にある。レイラでも今後のイベントの自粛を考え14日に開催予定だったディナーライブの中止も検討した。一方で、被災者のために何かできないかといった思いで決断のためらいもあった。
しかし、同日のライブに出演するサクソホン四重奏バンド「フルール サクソフォン アンサンブル」のメンバーが「自分たちでできることがしたい」と出演料を全額義援金に充てるなど、チャリティー公演に賛同してくれたこともあり、ライブを決行して支援活動に取り組むことにした。
この日の公演はクラシックやジャズなど幅広いジャンルの楽曲が披露され、来場者たちもサクソホンの音色を楽しみながら、募金箱に義援金を入れるなどして被災地の復興を切に願った。
「フルール―」メンバーの照屋輝美さんは「ミュージシャンだからこそ、音楽で人助けできればうれしい」とライブの意義を強調した。レイラ店主の与座聡さんは「被災した皆さんのためにも、イベントなどを開いて義援金を募りたい」と話した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174870-storytopic-6.html
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